2008/10/11 土曜日

伊達政宗の仙台

Filed under: コラム — admin @ 0:35:41

秋晴れに恵まれ、伊達の王国、仙台へ。今日のルートを練るために駅(写真左)に隣接するホテルのラウンジでお茶をすると、かわいいスイーツ(写真左から2番目)に出会いました。ブルーベリーソースのアイスクリームと正宗の兜に見立てた弦月の前たて付き栗のケーキです。観光シティループバスで正宗公の霊屋である瑞鳳殿へ(写真左から3番目)。桃山様式の名建築と言われる通り、煌びやかでカラフルな色使いに感動!柱や屋根に施された彫刻、獅子や竜は阿吽の姿で美しく、正面の扉には家紋が並べられています。二代目藩主、伊達忠宗公の霊屋、感仙殿(写真右)も深い緑に囲まれた中、華麗な姿で建っています。武人としてだけでなく、文化人としての正宗の力量を見ました。資料館には墓室から発掘した時に撮影された映像が流され、副葬品がきれいな形で保存されています。正宗の理想の国づくりがうかがえました。

クラシカルでおしゃれなバス「ループル仙台」(写真左)で一周し、駅の近くで牛たんランチ。再び、バスで仙台市博物館に(写真中)。深呼吸したくなるような豊かな緑に囲まれた博物館には多彩な収蔵品が展示されています。すべてを見るには何時間あっても足りないくらいです。数々の書状や遣欧使節派遣によるスペインやイタリアの品々など、「伊達な振る舞い」を感じることが出来ました。ケヤキ並木(写真右)を歩きたくて定禅寺通りでバスを降り、夕暮れに足元をライティングされた並木道を澄んだ空気を吸い込みながら駅に到着。杜の都でリフレッシュしました。

2008/10/10 金曜日

紅葉までのひととき

Filed under: コラム — admin @ 16:38:43

暑かった夏から穏やかな秋へと季節が移り、その感覚を求めて京都へ。駅に降り立っただけで、空気がゆっくりと流れます。人々の会話も、歩き方も。ホッとしながら行きたいところを出来るだけ廻ってみようということになりました。京都最古の禅寺、建仁寺へ。国宝の風神雷神図屏風(写真左)に圧倒され、○△□乃庭、潮音庭、そして大雄苑(写真左から2番目)へ、白砂に緑苔、巨岩の配された大らかな庭に初秋の風が見えました。明和2年建築の法堂の天井には平成14年、創建800年記念の小泉淳作画伯筆の双龍(写真左から3番目)が描かれています。中国から借りた墨で描かれた龍には5本の爪があることが特徴だそうです。阿吽の双龍の迫力にパワーをいただきました。ねねの道を通り、高台寺庭園、二年坂、三年坂から清水寺へと歩を進め京都市内を一望しました。

静けさに惹かれて竜安寺へ。禅の心を表す石庭(写真左)で有名なお寺です。白砂を敷き詰めた長方形の平庭には東から西へ7・5・3と15個の石があります。柿葺き油土塀が三方を囲むように形成され、石組みと苔の緑が見事でした。この景色を虎の親子が大河を渡っている様子と解釈され俗名を「虎の子渡しの庭」とも言われるそうですが見る人の心境を写すようです。立命館大を左に見て少し歩くと仁和寺。旧御室御所、現在真言宗御室派の総本山であり、平成6年に世界遺産に登録されました。優雅で重厚、気品があります。南庭(写真左から3番目)には白砂に杉松が施され、左近の桜、右近の橘が植えられています。門跡と共に一服の水墨画のような印象です。頬をなでる風が心地良い紅葉までのときを日本のステキな庭園で過ごすことが出来、心が豊かになりました。近くで「おもろー?!」な駅(写真右)を発見、路面電車に乗って、京都市街へ。

 

ラッキーなことに京都文化博物館の閉館前に間に合い、「王朝のそめいろ」を入手しました。「源氏物語」が記録上確認される時から今年は丁度一千年になるそうです。源氏物語は色と恋のお話が中心と言っても過言ではないほど。源氏物語の世界には四季の草花、儀式や行事、書画や詩歌、建物や庭園、調度や装束など王朝の雅を色が表現しています。また、「色」という漢字は上部の「ク」下部の「巴」ともに人を表していて、二人が重なり合うという原義を持っているそうです。色が恋に通じる所以ですね。草木染の色名も味わいがあり、日本の美の源に触れた想いです。

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