2009/4/22 水曜日

桜色

Filed under: コラム — admin @ 23:28:41

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(藤沢)          (藤沢)          (横浜)
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(横浜)          (横浜)         (横浜)
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(鎌倉)          (鎌倉)          (鎌倉)
仕事先でおとづれた身近な桜の風景です。今は萌える様な新緑の黄緑の世界が広がっていますが、冬の暗幕が上がり、ふわーっと薄いピンク色のカーテンを見せて、次の日差しの鮮やかな景色へのワンクッションをくれる自然の思いやりを感じました。桜の季節ならではのかわいいケーキもしっかりいただきました。

「思いやり」と言えば、こんな話を聞いたことがあります。アメリカのある病院の癌末期患者の病室。窓際のトミーという人がベッドで動くことが出来ない同室のみんなに「今日はいい天気だよ。あー、幼稚園の遠足かな?みんな黄色のお揃いの帽子をかぶって、リュックを背負って並んで歩いて行くよ。かわいいな~。」と話し、楽しませてくれます。次の朝、トミーのベッドが空いています。昨夜亡くなったそうです。廊下側の乱暴者のジャックが「今度は俺を窓際にしてくれ。」とききません。看護婦さん達は言われるままに、彼を移動させました。ジャックは意地悪そうに(俺は外の景色なんか教えねーぞ)とひそかに思い、ベッドに就いて驚きました。以前からあったと思われる灰色の暗い壁が窓の下にどーんと立っているではありませんか。言葉を失っていると、「おい、今日はどんな景色がみえるんだい?」とみんなの声。「・・・ああ、やわらかい日差しに桜が満開だ。優しい桜色が風に吹かれて、ハラハラと舞って奇麗だぞ~。あれは花屋の車だな。チューリップの赤、黄、白。後ろに積んでいるのはパンジーだ。明るい紫色で春色満載だよ。」それを聞いたみんなは笑顔になり、うっとりとしていました。
自然の色はイメージを描かせ、見える人も見えない人も幸せにしてくれるのですね。

2009/4/2 木曜日

紅ほっぺ

Filed under: コラム — admin @ 18:53:17

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なかなか暖かくならない春風を待ちかねて、伊豆の国市韮山のいちごセンターへ。平日のため、人出もほどほどでゆっくりとイチゴ狩りを楽しめました。ここのいちごは「紅ほっぺ」といい、酸味がほどよく果肉の中心まで紅色の1994年に交配、育成した品種だそうです。ネーミング通り、まるくてかわいい朱赤のいちごが緑の畝の両脇からたくさん顔を出して歓迎してくれました。指先が赤く染まるほど、いちご三昧のあまーい幸せを味うことが出来ました。ハウスの外は黄色の菜の花が満開です。

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1853年ペリー来航により、江戸湾防備が急務となり、品川台場で使用された大砲を鋳造する反射炉(写真左)が韮山にあります。幕末期の江戸代官・江川太郎左衛門英龍が築造し、完全な形で現存する我が国唯一のもの、良質の耐火レンガと精巧さは今日の溶鉱炉にも匹敵するほどだそうです。7分咲きの桜がみごとで、淡いピンク色にうっとり。反射炉の幾何学模様を際立たせています。江川邸(写真右)は重要文化財に指定され、邸内には民政に心を配り、「世直し大明神」と敬われた多くの文書や多彩な文化人としての江川氏の書画、詩作、工芸品などが展示されています。主家にある江川塾では明治時代に活躍した多くの偉人が教育を受けた名簿がありました。現代に必要な心構えを教えていただいた気がします。

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